単語帳を活用しよう
前回、大学受験の英語に大切なのは
基礎の3本柱
・音読
・単語
・文法
で、その中のひとつ「音読の効用」ついて述べました。
今回はその第2弾「単語の覚え方」の話をしようと思います。
目次
1 用意するもの
2 手順
3 効果
4 継続は力なり
5 その後
1 . 用意するもの
約2,000語の大学受験用の英単語帳であれば、何でもいいのですが、
・LEAP
・ターゲット1900
を持っている大学受験生をよく見ます。
それぞれ特徴があって好みも分かれるでしょうから、 自分に合った長続きしそうなものを選んでくれればOKです。
その際、単語の発音を聴く方法(アプリなど)も確認しておいてください。
2. 手順
【英語→日本語を2秒で使用】
「英語→日本語を2秒で処理」を心がけてください。まずは英文を高速で読めるようにしたいので、英単語を見た時の反応速度は短めに設定するべきです。
【発音1秒、日本語1秒】
具体的には、右にある日本語を手か赤シートなどで隠し、英単語だけを見ます。例えばatmosphereという英単語を見たら、1秒以内に「あトマスフィア」と発音し、1秒以内に「大気」と日本語を言います、つまり「英単語1つを2秒以内で処理」します。英単語が10個あれば、2秒×10=20秒をストップウォッチで測りながら処理していき、これができるようになるまで言い続けます。
【周りの人にチェックしてもらう】
自分に対する評価は甘くなりがちなので、周りの人に定期的にチェックしてもらってください。「友人、家族の人、先生などに単語帳を渡し、範囲を決めて英語の発音をしてもらい、1〜2秒以内に日本語を言う」といいと思います。例えば「お母さん、今日はシス単1〜1200で問題出して。」という感じでやってください。
3 効果
LEAPなら1〜1000
シス単なら1〜1200
ターゲットなら1〜800(または1〜1500)
を完璧にすると、共通テストの英文はかなり楽に読めるようになります。
4 継続は力なり
あんなに苦労して覚えた英単語も、悲しいことに、時間が経てば忘れてしまいます。「常にメンテナンス!」と言い続けて、受験までは毎日やり続けてください。
5 その後
この後、単語帳の後半部分をいつまでにやるか(またはやらないか)、他の単語帳を追加するかなどは、受験校や残された時間などによって変わってきます。状況に応じて調整してください。単語帳は使い方次第では、英語力を上げる魔法のツールになります。「英語の読解力を上げたい!」と思ったら今すぐ取りかかってください!受験勉強は早く始めれば始めるほど効果が大きいのです。やり方の詳細についてご質問等ございましたら、ご相談ください。