【英語力の土台を育てる】ミカサ式・毎週の英単語クイズが変える3つの力
英語の学力を本質的に伸ばすには、「長文が読めるようになること」「英語の音が聞こえるようになること」、そして何より「学習を続けられること」が欠かせません。
これら3つを同時に強化できるのが、ミカサで毎週欠かさず実施している英単語クイズ形式のトレーニングです。
◾️英単語の瞬発力は長文読解力を支える
ミカサでは、講師が出題者となり、生徒が解答者として臨む一問一答形式の単語クイズを、毎週必ず行っています。
「今週は単語帳の1〜500番」など、明確な範囲を決めて行うこのトレーニングは、単なる暗記では終わりません。
なぜなら、長文を読むうえで最も重要なのは、「いちいち立ち止まらず、意味が即座にわかる語彙をどれだけ持っているか」という点だからです。
単語に対する瞬発的な理解力があってこそ、英文は「流れ」として読めるようになります。
クイズ形式でテンポよく単語を出題されることで、自然と反応速度が鍛えられ、読解の基礎体力が確実に身についていきます。
◾️発音と音への感覚が、リスニング力につながる
この方法のもう一つの利点は、リスニングへの間接的な効果です。
講師が単語をしっかりと発音し、それを耳で聞き取って意味を答えるという流れは、「英語の音」と「意味」の結びつきを強めてくれます。
音を正しく聞き取り、それを即座に理解する回路が少しずつ鍛えられていくのです。
また、生徒にも単語を発音させることで、発音の精度や語感が磨かれ、聞く力と話す力の土台が自然と育っていきます。
こうした積み重ねは、英検や共通テストのリスニングテストでも大きな効果を発揮します。
◾️続けるためには「楽しい」が必要
学力を伸ばすための本当の鍵は、「毎日、毎週、毎月、継続できるか」にかかっています。
ミカサが大切にしているのは、習慣化と楽しさを両立させること。
競争心をくすぐる早押し形式は、生徒たちにとってちょっとしたゲームのような感覚。
「もう終わり?」「次の回も楽しみ!」という声が自然と出てくるこの時間は、英語学習を「やらなければならないもの」から「やりたいもの」へと変えていきます。
そして、習慣は力になります。週に一度、短時間でも密度の濃いインプットとアウトプットを繰り返すことで、1ヶ月半、3ヶ月、そして半年後には、確実に語彙力と処理速度に違いが現れます。
英単語は、英語力の基盤そのものです。しかし、覚え方によってその価値は大きく変わります。
ただ書いて覚えるのではなく、反応し、発音し、楽しみながら習慣にする。
ミカサでは、そうした本質的な学びを、毎週の単語クイズを通して育てています。
「語彙力は地味だけど、最強の武器。」
これは私たち講師の実感です。そしてその武器は、楽しく、確実に手に入れることができるのです。